関東支部
【会場およびオンライン開催】第 280 回 関東支部月例講演会
- 日時
- 2024年1月24日(金) 13:00~
- 会場
- 【来場参加】東工大蔵前会館 3階 手島精一記念会議室
〒152-0033東京都目黒区大岡山2丁目10-1
交通アクセス (https://www.somuka.titech.ac.jp/ttf/access/index.html)
【オンライン参加】Zoomを使用予定
主催 一般社団法人 日本接着学会関東支部
日本接着学会関東支部月例講演会は、気軽に参加し自由な雰囲気の中で、接着の基礎から応用まで幅広く討論できる場を提供する事を目的としています。
今回、将来のサステナブル社会の実現に向けて、新たな高分子材料について接着材料の開発含めた素材の研究開発の3講演を企画いたしました。今後の持続型社会を見据えた粘着、接着材料の研究開発にも活かせるような情報となれば幸いです。
オンラインでも参加できるように開催方法を変更いたしましたので、是非ご参加頂きますようお願い申し上げます。
プログラム(予定)
13:20~ | 受付開始 |
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13:45~13:50 | 開会挨拶 |
13:50~14:50 | 講師1:「天然高分子の機能化による環境調和型接着剤の開発」 関西大学 化学生命工学部 准教授 曽川 洋光 氏 近年,サステイナブル社会の実現に向け,環境調和型高分子材料の開発が注目されている。本発表では,構造タンパク質の一種であるシルクフィブロインや藻類由来高分子多糖であるアルギン酸を用いた接着剤の開発とその構造–接着特性の相関を調査した結果を報告する。例えばカテコール構造を側鎖に導入した修飾アルギン酸は,マイカ,ガラス,プラスチックといった基材に対して中程度の接着能を発現するとともに,使用後に被着体である基板から簡便な水洗浄で除去できることを示した。 |
14:50~15:50 | 講師2:「ナノセルロース分散系複合材料における界面構造の制御」 東京大学大学院農学生命科学研究科 准教授 藤澤 秀次 氏 本講演では、ナノセルロース分散系複合材料の界面構造を制御する手法について我々の研究成果を中心に紹介します。特に、ナノセルロースとマトリックス樹脂との相互作用を最適化するための表面修飾技術や分散制御プロセスを詳述し、得られた複合材料の力学特性や熱的特性への影響を解説します。また、計算科学を用いたナノセルロース1本の構造についても触れ、ナノスケールでの分子挙動を考察します。 |
15:50~16:00 | 休憩 |
16:00~17:00 | 講師3:「植物由来モノマーの精密重合による機能性ポリマー・接着剤の開発」 東京科学大学 物質理工学院 教授 佐藤 浩太郎 氏 |
17:00~17:05 | 閉会挨拶 |
参加費
日本接着学会会員6,600円(税込)
非会員
11,000円(税込)
学生会員
1,650円(税込)
学生非会員
3,300円(税込)
※当会正会員および法人会員企業に所属されている方は全てを会員参加費としてお取り扱い致します。
申込方法
以下の「セミナー申し込みフォーム」からお申し込みください。個人会員(正会員・学生会員)
法人会員(賛助・維持・特別)・非会員
申込締切日
2025年1月16日(木)定員
40名(先着順)支払方法
銀行振り込み(手数料はご負担ください)。振込先等は申し込み完了後に別途ご連絡致します。
問い合わせ先
一般社団法人日本接着学会 関東支部事務局TEL:045-479-8855 FAX:045-910-1831
E-mail: jimu@adhesion-kantou.sakura.ne.jp
月例担当幹事用