中部支部
第23回 産官学接着若手フォーラム(ポスター発表及び参加募集)
- 日時
- 2024年12月13日(金) 10:30~16:00
- 会場
- 名古屋工業大学 NITech Hall
第23回 産官学接着若手フォーラム(ポスター発表及び参加募集)
主催:一般社団法人 日本接着学会中部支部
日本接着学会中部支部では、将来を担う若手の接着科学者と接着技術者のための「第23回産官学接着若手フォーラム」を企画しております。過去22回にわたって開催実績のある当フォーラムは、学生を含めた若手研究者にご好評をいただいております。今回も前回同様、対面での開催を予定しており、第一線でご活躍の研究者の基調講演、並びに参加者による研究紹介(フォーラム講演2件&ポスター討論・発表)を以下のように企画しました。
本案内では、プログラム後半にあります“ポスター討論&談話会”における研究発表・研究紹介の募集を行います。ポスター討論&談話会は、参加者同士が情報交換会に似た雰囲気の中で、気軽に各ポスターテーマについて討論を行うセッションです。ポスターテーマは完結した研究例だけでなく、その途上にあるものでも、商品開発の苦労話のようなものでも結構です。多くのご応募をお待ちしております。
さらに、本フォーラムは次世代の接着科学・接着技術を担う若手研究者の親睦を深めるとともに、接着研究の自由で幅広い情報交換と産官学連携を得ることが目的ですので、学生はもちろん、大学・公設研究機関や企業の若手研究者諸氏の積極的な参加を期待いたします。また、経験ある研究者のオブザーバーとしての参加も大いに歓迎いたしますので、この機会に是非、産官学接着若手フォーラムにご参集下さい。
日 時:令和6年12月13日(金)10:30~16:00
会 場:名古屋工業大学 NITech Hall
(〒466-8555 名古屋市昭和区御器所町:JR中央本線鶴舞駅下車 名大病院口から東へ約400m、地下鉄鶴舞線鶴舞駅下車 4番出口から東へ約500m)
交通アクセス:https://www.nitech.ac.jp/access/index.html
キャンパスマップ:https://www.nitech.ac.jp/intro/introduction/
プログラム:
‐フォーラム‐ 10:30~12:50
・基調講演 10:40~11:40
「自動車用高分子材料の開発を振り返って」
元(株)豊田中央研究所取締役、前京都大学生存圏研究所特任教授 臼杵 有光 氏
(株)豊田中央研究所で30数年間自動車用高分子材料開発を行った。ナイロンクレイナノコンポジット、バイオナノアロイなど自動車に採用された材料の紹介をしたい。退職後は京都大学において環境省のプロジェクトを実施し東京モーターショーにて試作車を展示した。大勢の研究開発現場に楽しく関われたことを紹介したい。
・フォーラム講演(各30分,11:50~12:50)
F1 「次世代のために炭素繊維によって創る・残したい未来」
岐阜大学高等研究院Guコンポジットセンター 入澤 寿平 氏
炭素繊維は1980年ごろを起点に実用化されてから半世紀近く経過した。一方で、供給量は依然12-20万トンであり、広く世の中で活用できる材料にするためには、大きなブレイクスルーが求められる。2050年の未来を想像しつつ、次世代のためにどんな世界を創り、残せるか、そしてその世界に炭素繊維を活かせるか、参加者とともに考えてみたい。
F2 「プラズマ技術とその応用」
名古屋市工業研究所 巣山 拓 氏
プラズマは自然界から私たちの身の回りに至るまで幅広く利用されており、産業界においても半導体産業を中心に様々な業界で研究開発が行われている。本講演では大気圧プラズマ処理による粘着力、接着力の向上に関する事例や、真空プラズマ処理による表面改質の事例などを取り上げて、様々な分野で利用されるプラズマ技術について紹介する。
‐ポスター討論&談話会- 13:50~15:50
冒頭にワンミニッツプレビュー(1分以内/1ポスター)を実施します。
参加費:
企業 4,000円(税込)、大学・官公庁 3,000円(税込)、学生 1,000円(税込)
*当日、受付でお支払い下さい(領収書発行)
発表形式:
ポスター討論・発表は、上記趣旨説明にあります形式にて2時間程度、討論していただきます。ポスター展示パネルの大きさは天地180cm×左右90cmです。
発表申込:
ポスター発表希望の方は、下記の中部支部ホームページの申し込みフォームにて、お名前、ご所属等の必要事項を記入いただき、令和6年11月22日(金)までにお申し込みください。その際に発表題目を備考欄にご記入下さい。お申し込み時点での連名発表者のご記入は不要です。ポスター発表者には、参加者への配付用の要旨「A4・半ページ程度(最大1ページ)」を令和6年12月2日(月)までにご提出いただきます。執筆要領は後日、発表者にご連絡いたします。
なお、発表申し込みを行った時点で参加申し込みも完了となりますので、別途、参加申し込みをしていただく必要はありません。
参加申込:
参加希望のみの方は、令和6年12月6日(金)までに、上記の中部支部ホームページの申し込みフォームにて、お申し込み下さい。
連 絡 先:
〒450-6326 名古屋市中村区名駅1丁目1番1号
アイカ工業(株) 開発企画室知的財産グループ 松本 正幸
E-mail: masayuki.matsumoto@aica.co.jp(@を半角@に替えて下さい)
第23回産官学接着若手フォーラム世話人:
永田 謙二(名古屋工業大学)、鳥飼 直也(三重大学)、佐藤 暢也(愛知工業大学)、戸崎 裕(日東電工(株))、林 英樹(名古屋市工業研究所)、守谷 せいら(中部大学)、藤代 薫(静岡県立農林環境専門職大学)、松本 正幸(アイカ工業(株))