粘着研究会
粘着研究会 第199回(3月度)例会
- 日時
- 2025年3月14日(金) 13時30分~16時45分
- 会場
- 東京大学農学部キャンパス 中島董一郎記念ホールおよび web(Zoom)
粘着研究会 第199回例会
謹啓 時下益々ご清栄の段、お慶び申し上げます。平素、
月 日 :2025年3月14日(金)
会 場 :東京大学農学部キャンパス 中島薫一郎記念ホールおよびweb(Zoom)
時 間 :13時30分~17時00分
講師およびテーマ
第1講演 13:30~14:30 非可食フェノール性植物油由来の機能性バイオマス素材への展開
東京農工大学 大学院工学研究院応用化学部門 兼橋 真二 氏
昨今の地球温暖化やプラスチック諸問題に対し、カーボンニュートラルな再生可能資源(バイオマス)の有効活用がますます重要視されている。本講では非可食なフェノール性植物油を原料とする機能性バイオマス素材について、特に熱や光硬化性樹脂の合成と物性、天然の特性の発現(耐熱性、耐薬品性、可撓性、抗菌活性、粘着・接着性など)について紹介する。
第2講演 14:40~15:40 粘着・接着剤開発を加速するセルフ・ドライビングラボ
物質・材料研究機構 高分子・バイオ材料研究センター 内藤 昌信 氏
人工知能(AI)がレシピをつくり、IoT化した自動実験装置が自律的に材料探索を行う。そんなSFのような時代がすぐそこまで来ている。そのコア技術となるのが、AIと連動したスマートラボとよばれる自律装置群である。製薬分野などへの導入が先行してきたが、マテリアルインフォマティクス(MI)の浸透に呼応するように、様々な材料分野に急速に広まりつつある。材料開発の現場では、合成のみならず、物性・材料特性までを総合評価する必要がある。また、先端材料に求められる性能・特性は刻々と変化する。そのため、セルフ・ドライビングラボには、臨機応変に対応できるロバスト性が求められる。演者らのセルフ・ドライビングラボでは、これらの課題解決のため、技術仕様を予め固めずに、様々なAIツールやデータサービスを組み合わせていくアジャイル的な開発手法を採っている。本発表では、粘着・接着材料を開発していく事例を挙げながら、セルフ・ドライビングラボの開発状況について紹介する。
15:40~16:00 「コーヒー・ブレーク」
第3講演 16:00~17:00 粘着剤塗布のシミュレーション:現状と展望
埼玉大学オープンイノベーションセンター 本間 俊司 氏
参加費
粘着研究会会員 無料日本接着学会会員 15,000円
一般 20,000円
学生 無料
申し込み方法
WEB参加会場参加
名刺交換会
請求先が必要でない方は請求先欄の「連絡先と請求先は同じ住所とする」のボタンをクリックすると、請求書送付先情報欄は消去できます。
上記リンクによる申し込みにご不明な点等ございましたら、ご自身のお名前、所属、ご住所、ご連絡先(電話並びにe-mailアドレス)を明記の上、下記問い合わせ先までメールにてご連絡下さい。
問い合わせ先
東京大学 大学院農学生命科学研究科 生物材料科学専攻 生物素材科学研究室内
日本接着学会粘着研究会
〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1
E-mail:psa@adhesion-psa.sakura.ne.jp <psa@adhesion-psa.sakura.ne.jp>
注意点:本例会で使用される配信動画は著作物であり、録音・録画を禁止いたします。