粘着研究会
粘着研究会 第197回(11月度)例会
- 日時
- 2024年11月8日(金) 13時30分~16時45分
- 会場
- 名古屋工業大学2号館C棟3階0231講義室およびweb(Zoom)
粘着研究会 第197回例会
謹啓 時下益々ご清栄の段、お慶び申し上げます。平素、
月 日 :2024年11月8日(金)
会 場 :名古屋工業大学2号館C棟3階0231講義室およびweb(Zoom)
時 間 :13時30分~16時45分
講師およびテーマ
第1講演 13:30~14:30 熱接着フィルム「FIXELON®」~ 特徴と展開について ~
株式会社アイセロ 商品開発本部 内田 喬 氏
軽量化が実現できる手法として、マルチマテリアル化は自動車業界を含め多くの注目を集めています。今回はマルチマテリアル化の課題のひとつである異種材料接合の解決策として、フィルム状接着材「FIXELON®」を紹介いたします。「FIXELON®」は様々な樹脂や炭素繊維複合材料、金属等の素材に対して強固な接着力を発現します。当日は「FIXELON®」の特徴や活用事例についてご紹介いたします。
第2講演 14:30~15:30 電子線照射を活用した粘着剤塗工のホットメルト化
ニチバン株式会社 先端応用研究所 朝田 和孝 氏
粘着剤の塗工をホットメルト化しようとする試みは、脱溶剤化の手法として過去から種々の検討が行われて来たが、溶剤系に匹敵する特性を実現することが困難なことから、限られた用途、製品にしか適応されていない。電子線照射はポリマーを架橋させることが可能な手法として知られている。ホットメルト塗工と電子線照射を組み合わせることによる溶剤系に匹敵する架橋型粘着剤の実現について報告する。
15:30~15:45 「コーヒー・ブレーク」
第3講演 15:45~16:45 流脈観察による各種撹拌翼の性能評価と新型翼の開発
名古屋工業大学 生命・応用化学科 教授 加藤 禎人 氏
高粘度流体の撹拌性能を評価するにはこれまで脱色法を用いて混合可否が評価されてきた。高粘度流体の撹拌は層流操作になるため流脈を評価すれば容易に評価できることが井上により示された。本報では流脈を評価することにより攪拌機メーカーが開発した各種の高性能撹拌翼を評価し、また、流脈評価によりSimple,Speedy,Stableの3S性能を備えた新しい撹拌翼の開発に成功した例を可視化画像を中心に解説する。
参加費
粘着研究会会員 無料日本接着学会会員 15,000円
一般 20,000円
学生 無料
申し込み方法
会場参加WEB参加名刺交換会
請求先が必要でない方は請求先欄の「連絡先と請求先は同じ住所とする」のボタンをクリックすると、請求書送付先情報欄は消去できます。
上記リンクによる申し込みにご不明な点等ございましたら、ご自身のお名前、所属、ご住所、ご連絡先(電話並びにe-mailアドレス)を明記の上、下記問い合わせ先までメールにてご連絡下さい。
問い合わせ先
東京大学 大学院農学生命科学研究科 生物材料科学専攻 生物素材科学研究室内
日本接着学会粘着研究会
〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1
E-mail:psa@adhesion-psa.sakura.ne.jp <psa@adhesion-psa.sakura.ne.jp>
注意点:本例会で使用される配信動画は著作物であり、録音・録画を禁止いたします。