粘着研究会
粘着研究会 第196回(9月度)例会
- 日時
- 2023年9月6日(金) 13:30~16:45
- 会場
- 大阪産業技術研究所(森ノ宮)およびweb(Zoom)
粘着研究会 第196回例会
謹啓 時下益々ご清栄の段、お慶び申し上げます。平素、
月 日 :2023年9月6日(金)
会 場 :大阪産業技術研究所(森ノ宮)およびweb(Zoom)
時 間 :13時30分~16時45分
講師およびテーマ
第1講演 13:30~14:30 結晶性成分を含む共重合体の結晶化と接着への利用
滋賀県立大学 工学部 材料化学科 竹下 宏樹 氏
結晶性成分を含むブロックまたはランダム共重合体の結晶化においては、不純物として働く非晶性成分の存在やミクロドメインによる空間的制約等考慮すべき要因は多い。結晶性共重合体の研究について概観した後、共重合体における結晶相の存在が力学物性に及ぼす効果や結晶性高分子同士の接着への利用可能性等について紹介する。
第2講演 14:30~15:30 フレキシブルエレクトロニクスの研究開発と社会実装
~脳波センシングとAIが生み出す医療・ヘルスケアの可能性~
大阪大学 産業科学研究所 関谷 毅 氏
本紹介では柔軟性に富み、伸縮性を有する電子デバイスの研究開発とその社会実装の事例をご紹介します。具体的には、生体に貼り付ける脳波計と信号処理技術を活用した医療やヘルスケアの取り組みをご紹介し、接着に求められる技術課題や将来展望について議論させていただきたいと思います。
15:30~15:45 「コーヒー・ブレーク」
第3講演 15:45~16:45 N-ベンジリデンアニリンの光異性化を利用した高分子液晶の接着粘着性制御
兵庫県立大学大学院工学研究科 近藤瑞穂 氏
液晶は外侮刺激により配向・凝集状態を容易に変調できる。高分子液晶では、液晶の配向と高分子骨格のコンフォメーションが相互作用し、光学特性だけでなく、巨視的な形状や機械特性も配向に影響される。また,N-ベンジリデンアニリンに光応答性を利用することで液晶の安定性や配向を制御でき、これによって接着・粘着性の制御も期待できる。本研究では高分子液晶の外部刺激応答性を利用した接着・粘着性変調について紹介する。
参加費
粘着研究会会員 無料日本接着学会会員 15,000円
一般 20,000円
学生 無料
申し込み方法
会場参加WEB参加名刺交換会
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上記リンクによる申し込みにご不明な点等ございましたら、ご自身のお名前、所属、ご住所、ご連絡先(電話並びにe-mailアドレス)を明記の上、下記問い合わせ先までメールにてご連絡下さい。
問い合わせ先
東京大学 大学院農学生命科学研究科 生物材料科学専攻 生物素材科学研究室内
日本接着学会粘着研究会
〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1
E-mail:psa@adhesion-psa.sakura.ne.jp <psa@adhesion-psa.sakura.ne.jp>
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