接着界面科学研究会
接着界面科学研究会PartⅨ第1回例会 「接着界面探究の最新動向」
- 日時
- 2024年7月12日(金) 13:00~16:05
- 会場
- Web(Zoom)を用いたオンライン
【主旨】
本会では、これまで高評価をいただいております接着界面の先進的分析・解析手法および界面制御事例について、本分野でご活躍の有識者3名よる基調講演を企画致しました。接着界面科学研究会の発展に向け、活発なディスカッションを頂きたく、是非ご参加の程、宜しくお願い申し上げます。
13:05~14:00「走査プローブ顕微鏡を用いた高分子材料の表面・界面の物性評価」
三井化学分析センター 中島 智教氏
概要:高分子材料の機能性評価や劣化解析において、試料表面および異種材料界面の状態を把握することは
重要である。走査プローブ顕微鏡(SPM)は、局所的な物性評価に能力を発揮する顕微鏡である。本講演
では、SPMを中心に各種高分子材料の評価事例を紹介する。また近年、循環型社会の構築や環境負荷低減の
観点から、高分子材料のリサイクルが推進されており、リサイクル材料を用いた評価事例も合わせて紹介
する。
14:00~14:55「繊維強化複合材料の力学特性に及ぼす繊維近傍の高分子構造の影響」
福井大学 植松 英之 氏
概要:炭素繊維やガラス繊維近傍の熱可塑性高分子の構造が複合材料の力学特性に与える影響について
述べ、繊維近傍の高分子の構造形成に対する様々な因子を紹介する。また繊維近傍の高分子の構造を制御
した事例についても触れる。
14:55~15:05 休 憩
15:05~16:00「その場形成・反応の視点から見たポリマーコーティングの表面・界面設計と機能」
早稲田大学 須賀 健雄 氏
概要:高分子コーティングの表面・界面機能化に向けて、その場反応の視点から3つの研究例を紹介する。
1つ目は光解離性の高分子ドーマントを用いることでコーティング内部に傾斜ナノ構造の形成、2つ目は
水中でのCO2取り込みによる表面の親水化、3つ目は結合組み換えによるマテリアルリサイクル性の付与
について示し、反応性高分子を用いた表面・界面・内部の機能化について総括する。
16:00~16:05 おわりに
注意点:本例会で使用される配信動画は著作物であり、録音・録画を禁止いたします。
また、参加者には、開催日前までにオンラインの入力方法をお知らせいたします。
2024年7月10日(水)
開催方式:オンライン(Zoom)
「主題:接着界面探究の最新動向」
本分野でご活躍の3名程度の講師による基調講演
第2回例会予定 日時:2024年9月2日(月)
会場:東京工業大学大岡山キャンパス(オンサイト)
本会では、これまで高評価をいただいております接着界面の先進的分析・解析手法および界面制御事例について、本分野でご活躍の有識者3名よる基調講演を企画致しました。接着界面科学研究会の発展に向け、活発なディスカッションを頂きたく、是非ご参加の程、宜しくお願い申し上げます。
プログラム
13:00~13:05 はじめに(委員長挨拶) 九州大学 田中 敬二(予定)13:05~14:00「走査プローブ顕微鏡を用いた高分子材料の表面・界面の物性評価」
三井化学分析センター 中島 智教氏
概要:高分子材料の機能性評価や劣化解析において、試料表面および異種材料界面の状態を把握することは
重要である。走査プローブ顕微鏡(SPM)は、局所的な物性評価に能力を発揮する顕微鏡である。本講演
では、SPMを中心に各種高分子材料の評価事例を紹介する。また近年、循環型社会の構築や環境負荷低減の
観点から、高分子材料のリサイクルが推進されており、リサイクル材料を用いた評価事例も合わせて紹介
する。
14:00~14:55「繊維強化複合材料の力学特性に及ぼす繊維近傍の高分子構造の影響」
福井大学 植松 英之 氏
概要:炭素繊維やガラス繊維近傍の熱可塑性高分子の構造が複合材料の力学特性に与える影響について
述べ、繊維近傍の高分子の構造形成に対する様々な因子を紹介する。また繊維近傍の高分子の構造を制御
した事例についても触れる。
14:55~15:05 休 憩
15:05~16:00「その場形成・反応の視点から見たポリマーコーティングの表面・界面設計と機能」
早稲田大学 須賀 健雄 氏
概要:高分子コーティングの表面・界面機能化に向けて、その場反応の視点から3つの研究例を紹介する。
1つ目は光解離性の高分子ドーマントを用いることでコーティング内部に傾斜ナノ構造の形成、2つ目は
水中でのCO2取り込みによる表面の親水化、3つ目は結合組み換えによるマテリアルリサイクル性の付与
について示し、反応性高分子を用いた表面・界面・内部の機能化について総括する。
16:00~16:05 おわりに
注意点:本例会で使用される配信動画は著作物であり、録音・録画を禁止いたします。
また、参加者には、開催日前までにオンラインの入力方法をお知らせいたします。
申込締切日
2024年7月10日(水)
申込み方法
1.今年度第1回目の例会となりますので、下記より先ず「接着界面科学研究会」にご入会ください。
請求書を受付完了メールに記載のマイページからダウンロードの上、ご入金をお願い致します。
法人会員で催し物特別優待券をご利用の場合は、優待券を事務局までご郵送下さい。
接着界面科学研究会PartⅨ 前期開催のご案内および参加申込書はこちら
2.続いて第1回例会に参加の場合は、下記よりお申し込み下さい。
受付後、受付完了のメールが配信されます。オンライン参加のURL等は開催日までに別途メールにて
ご連絡させていただきます。
*第1回例会の申込みは終了致しました。
*すでに「接着界面科学研究会」にご入会済みの方は上記2からお進みください。
2024年度(2024.4.1~2025.3.31)例会開催予定
(研究会にご入会済みの方は第4回まで課金はありません)
第1回例会予定 日時:2024年7月12日(金)開催方式:オンライン(Zoom)
「主題:接着界面探究の最新動向」
本分野でご活躍の3名程度の講師による基調講演
第2回例会予定 日時:2024年9月2日(月)
会場:東京工業大学大岡山キャンパス(オンサイト)
(中嶋健先生、大塚英幸先生、佐藤浩太郎先生研究室見学予定)
内容:見学会&講演会・フリーディスカッション
第3回例会予定 日時:2024年12月17日(火)
接着界面科学シンポジウム
会場:I-siteなんば(オンサイト)
内容:接着界面に関する基調講演、研究会員の相互理解セッション、若手ポスター発表(案)
第4回例会予定 日時:2025年3月7日(金)
会場:九州大学or関西(オンサイト)
内容:ロングラン講演(産業技術総合研究所 堀内伸先生予定)