関東支部
第5回関東支部技術交流会
- 日時
- 2024年3月11日(月) 13:00-19:00
- 会場
- 工学院大学 新宿キャンパス
https://www.kogakuin.ac.jp/campus/access.html
主催:一般社団法人日本接着学会
申し込み用フォーム(法人・非会員) 申し込み用フォーム(個人会員)
〒224-0003 神奈川県横浜市都筑区中川中央1-28-22-201
TEL:045-479-8855 FAX:045-910-1831
E-mail:jimu@adhesion-kantou.sakura.ne.jp
担当幹事申込み用
日本接着学会関東支部では、支部所属の法人会員間の技術交流と大学、研究機関等との研究交流を図ることを目的として、標記の技術交流会を開催しております。2020年からコロナ渦となり、中止をしておりました技術交流会も、今期から再開を致します。4年ぶりの開催となる技術交流会ですので、改めて法人会員間、研究機関の皆さんとの交流を主目的とし、研究機関からの特別講演と企業からの企業講演による技術紹介と、その後の交流会を企画いたしました。会員の皆様におかれましては,お忙しい時期かと存じますが、この交流会を支部所属会員交流の機会にして頂きたく、是非ご参加頂きますようお願い申し上げます。
プログラム概要
13:00-13:05 | 開会挨拶 |
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13:05-13:55 | 特別講演:東京大学大学院 工学系研究科化学生命工学専攻 特任教授 川口 大輔 氏 「機能発現に寄与する高分子表面・界面の構造・物性」 表面・界面における高分子の構造・物性は、接着および粘着特性はもちろんのこと、複合材料や薄膜デバイスの性能・機能にも大きな影響を及ぼす。本講演では、機能性高分子を中心として、材料の機能発現に及ぼす表面・界面における高分子鎖の凝集状態と熱運動特性に関する研究成果について紹介する。 |
13:55-14:25 | 企業講演1:荒川化学工業株式会社 研究開発本部 フォレストケミカル開発部 柏原 徹也 氏 「タッキファイヤーの添加効果と最近の開発動向」 当社で製造・販売している水素化石油樹脂やロジン誘導体を中心にタッキファイヤー樹脂を紹介するとともに、これらの特徴やタッキファイヤー樹脂の粘着剤への添加効果を説明する。また、最近の取り組みとして、エマルジョン型粘着剤・UV硬化型粘着剤等の粘着剤の環境対応に貢献する新規タッキファイヤーに関しても紹介する。 |
14:25-14:55 | 企業講演2:第一工業製薬株式会社 研究本部 情報ディスプレイ材料研究部 村上 賢志 氏 「粘・接着剤用機能性添加剤のご紹介」 近年、各種部材の高機能・長寿命化等の性能向上に伴い、部材に使用される様々な樹脂への機能性付与や耐久性向上の要望が高まっている。その中で樹脂に配合される添加剤の役割は大きい。 本講演では当社が保有する粘・接着剤用途に向けた帯電防止機能を有するイオン液体や樹脂改質による耐水性・強度向上といった機能性付与添加剤についてご紹介する。 |
14:55-15:00 | <休憩> |
15:00-15:30 | 企業講演3:東ソー株式会社 高分子材料研究所 ゴムグループ 小川 貴大 氏 「CR・CSMのグレード特性紹介」 当社が製造・販売するCR・CSMは力学物性や耐熱性、耐候性、難燃性に優れた合成ゴムで自動車部品や工業用部品などに広く使用されている。本講演では、特に接着剤に使用されるグレードに焦点を当てて紹介する。CRでは、代表例であるコンタクト接着剤について、ポリマーグレードによる各種物性への影響を解説する。さらに、環境負荷が少ない水系グレードについても取り上げる。CSMに関しても、接着剤への応用例の紹介を通して、グレードの特徴を解説する。 |
15:30-16:00 | 企業講演4:横浜ゴム株式会社 研究先行開発本部 材料解析研究室 兼 ダイバーシティ&インクルージョン推進タスク 鹿久保 隆志 氏 「タイヤ中のゴムと金属の接着機構について」 自動車が安全に走行、停止するために、タイヤには重要な機能が要求される。安全や耐久性を維持するため、タイヤはゴム以外にも金属、繊維などの複合材が用いられており、ゴムと複合材の接着は極めて重要である。ここではゴムと金属の接着について着目し、接着の形成や劣化現象について解析した結果について紹介する。 |
16:00-16:30 | 企業講演5:ネッチジャパン株式会社 アプリケーション部 塚本 修 氏 「熱分析と熱物性測定による硬化性樹脂の評価」 硬化性樹脂の評価に焦点を当て、熱分析と熱物性の様々な手法を紹介します。熱や光といったプロセスが材料の特性に与える影響を深く理解することで、製品の品質向上や新たな応用の可能性が広がります。本講演では熱分析・熱物性測定を用いた接着剤や樹脂の架橋反応や硬化状態における物性の評価手法を紹介します。 |
16:30-17:00 | 企業講演6:日本ゼオン株式会社 総合開発センター 加工品開発研究所 主席研究員 曽根 篤 氏 「セルロースナノファイバーを用いた消臭性吸着シート」 近年、地球温暖化の対策として、セルロースナノファイバー(CNF)が新素材として注目されている。我々は、2016年CNF本来の特性を維持した状態で、更に金属の特性を付与できる技術を開発した。本講演では、その技術と、更に弊社の商品である吸着シート「ゼオンALシート」に応用展開した消臭性吸着シートについて紹介する。 |
17:00-17:05 | 閉会の挨拶・関東支部連絡 |
17:30-19:00 | 交流会(立食形式での交流会) |
参加費(懇親会費込み)
6,600円(税込み)※但し、非会員の方は13,200円となります。申込方法
該当の申し込みボタンからお申し込みください。申し込み用フォーム(法人・非会員) 申し込み用フォーム(個人会員)
申込締切日
2024年3月8日(金)定員
60名(先着順)支払方法
銀行振り込み(手数料はご負担ください)。問い合わせ先
一般社団法人日本接着学会 関東支部事務局〒224-0003 神奈川県横浜市都筑区中川中央1-28-22-201
TEL:045-479-8855 FAX:045-910-1831
E-mail:jimu@adhesion-kantou.sakura.ne.jp
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