1. 接着と粘着

 物と物をつけることを接合といい、接着剤による接合を接着といいます。日本工業規格では、接着は「接着剤を媒介とし、化学的もしくは物理的な力、またはその両者によって2つの面が接合した状態」で、接着剤は「物体の間に介在することによって物体を結合することができる物質」と定義されています。
 粘着は接着の一種ですが、接着剤のように液体状態から固体状態へ変化が起こらないように適度な流動性と硬さを保つようにつくられているものです。
 また、シーリングとは「各種の部材の接合部やすきまに充填または装着して、目地に気密性や水密性を付与すること」を意味し、この目的に使用される充填剤をシーリング材といいます。
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